食物アレルギーの話。減感作療法やコンタミネーションという言葉、ご存知ですか? | アレルギーっ子の育児@いわき市から情報発信

食物アレルギーの話。減感作療法やコンタミネーションという言葉、ご存知ですか?

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こんにちは、海太郎くじらママです🌊🐳👩✨です。
突然ですが、『減感作療法』『コンタミネーション』って聞いて何を思い浮かべますか?
私は海太郎の母になって、これに関していろいろと考える機会を得ました。

このBLOGに来てくださる方は、
ご自身がアトピーだったり、
アトピー患者の方がご家族にいたり、
何らかのアレルギー疾患に縁がある方が多いのではないかな、と思います。
だとすると、減感作療法やコンタミネーションという言葉は、わりと耳にする機会があるかもしれないですよね。


しかし、身近にアレルギー疾患を持つ人がいない方であれば、
それはいったい何?と思われるかもしれません。
減感作療法が、どんなものなのか、
コンタミネーション(コンタミ)がどういうものなのか。

食物アレルギーを持つ子の親として、多くの人に知ってほしいと思い、
ちょっと記事に書かせてもらおうと思います。

 

私の息子、海太郎がアトピー食物アレルギーっ子です。
バナナ🍌や魚🐡の反応が強く出るものの(くしゃみとか、鼻水とか)、
命にかかわるようなアレルギー反応が出ることはありません。
なので、致命的に食べられないものはないのですが、
血液検査すると引っかかる食物アレルギーの項目が少なからずあって、
念のために体調次第で食べないようにしたりと、気を付けている食品は、上記の他、幾つかあります。
(アレルギー反応は調子を崩しているときはいつもより強く出やすいことがあるので、海太郎もまた例外ではありません)

もっと数値が高めだったら、
ちょっと食べるだけでも、アナフィラキシーショックを起こすような感じだったら…
きっともっとつらかったろう、と思います💦。
食物アレルギーを持つアトピーっこの母として、
そういった大変な食物アレルギーを持つ人の苦労に思いをはせることも増えましたし、
他人事とは到底思えなくて、胸が痛みます。

重い食物アレルギーを持ち、強いアレルギー反応を示す方の心配の種は多く、
一見該当の食品が使われていないとしても、気が抜けない…というケースも多々あるようです。

例えば、こちらの明治さんのHPでも、コンタミネーションに関して、こんな記述があります。

注意喚起表示

原材料表示の欄外に、“本品製造工場では○○を含む製品を生産しています”などと書かれている場合があります。これは注意喚起表示といいます。
特定原材料の7品目には、容器包装された加工食品への表示義務があります(加工食品中に特定原材料が数ppmを超える濃度で含まれる場合に表示が必要となっています)。しかし、原材料には使っていなくても、食品の製造工場内で意図しない混入(コンタミネーション)が生じる可能性を否定できない場合、食品メーカーがこのような注意喚起表示を行う場合があります。
一般的には、注意喚起表示があったとしても、原材料表示の中に特定原材料が表示されていないことが確認でき、特定原材料の重篤な食物アレルギーでなければ、その食品を食べられますが、摂取の判断に迷う場合などは医師に相談しましょう。なお、この注意喚起表示については表示の義務化がされているわけではないので、注意喚起表示がないからといって、その食品が特定原材料7品目と同じ製造工場内で作られていないと判断することはできません。

                        ―――引用ここまで。

 

食物アレルギーをお持ちの方も、常に家で食事をするというわけにはいかず、
外食をする機会も当然あるかなと思います。
さまざまな飲食店でアレルギー対応メニューは増えてきたように思いますが、
それでもやっぱり気になることはあって。
同じ調理場で料理を作る以上、
調理器具を完全に分けることは難しかったり、
『コンタミネーション』を完全に防ぐことは大変だ…という場合は、少なからずあるのだと思います。

今、アレルギー治療の方法の一つとして『減感作療法』というものがあります。
病院で専門医の指導の下、有事の際患者さんをしっかりフォローできるようしたうえで、
問題となるアレルゲンを少しずつ摂取して、安全に食べられる量を増やしていくという試みです。

以前何かのアレルギー関係の悲しい事件があった際に、
子どもが食べられないものを無理して食べさせようとするのは、可哀そうだ、みたいな記事を見たことがありました。
牛乳が嫌い(飲めないとかではなく、牛乳が嫌いな自然派の方)なママから、子供に牛乳を飲ませられない理由があっていいね、みたいに言われるとか。
飲めなくたっていいじゃない、
食べられなくたっていいじゃない、
無理したら子供が可哀そうよ。

聞こえてくる、そんな声。

 

でも、私はその治療を受ける子や親御さんの決意について思わずにはおれません…。
コンタミネーションくらいの、微量のアレルゲンが体内に入って強い反応を示してしまう方と、
コンタミネーションくらいの、微量のアレルゲンが体内に入ったくらいでは何ともない、では、
雲泥の差だと思う。
ほんの少し入っていて命に危険が及んでしまう状態と、
少しくらいなら口にしても何とか大丈夫、では、どれだけの違いか。

気を付けてても、その人のアレルゲンとなる食品が口に入ってしまう危険性は、0じゃない。


外食だって、それぞれの店に全幅の信頼を寄せるとはいかない、
絶対に100%大丈夫、ということは、言えないし、簡単に言ってもいけないと思う。
なら、誤食の可能性も考えて、万が一に備えてある程度食べられるようにしておきたい、
っていう気持ちは痛いほどに、わかる。
それがその人の命を守ることに、きっと繋がるから。

そういったケースだけでなく、
アレルギーと防災という記事も前に書きましたが、
緊急時に、アレルギーに配慮してもらえるとは限らない。
震災時に、避難所でもらえる炊き出しに、果たして、アレルギー表示なんてしてもらえるのか。私は宮城で被災しましたけど、あの時は誰もがみな自分たちのことでいっぱいいっぱいで、弱い立場の人たちをどれだけ気遣えたのかな…そんな風に感じます。

何が入っていて、何が使われていて、それが自分にとって安全な食べ物かもわからない状態で、
何か食べなくちゃ体がもたなくて、たぶん大丈夫だろう…と口にしたもので下手をしたら命を落とすようなことがあっては、
絶対にいけない、誰であろうともそんな悲しい目に遭わせたくないって、
私は思うし、
ママなら、アレッこのわが子をそんな目に遭わせたくないと思って当然だと思う。

だから、
上記で触れた、アレルギー治療の方法の一つ、減感作療法に挑戦する親子に風当たりが強くなるのは、
私は懸念があるし、外野がとやかく言うことでもない、と思う。
簡単に『そんな危険があるかもしれない治療、やめればいいのに…』と言うのは、きっと違う。
何かあった時、子供の命を守れるよう、精いっぱいのことをしてあげたい…
そういった思いで、それらの治療を選択したひとたち。

子どもを危険にさらすようなことを、可哀そうだ、親は何を考えているんだ、
子供の安全を考えて言っていると言いたげな、そんな言葉をかける人がいますが、
その治療を選択して努力する人の気持ち、それを考えたら、安易な言葉は口にはできないと思うのです。
安全に十分配慮した、しっかりとした知識のある専門医の下で治療を行うというのは、大前提としても。
頑張っている子を私は、心から応援しますよ。
心無いことをいう人もいるけど、あたたかく応援している人は、たくさんいます。
減感作療法は辛いこともきっと多いと思うけど、ひとりひとりの努力の先に努力に見合った結果があってほしい。


治療が進んでコンタミネーションくらいなら大丈夫だと言えるようになると、
市販品でも外食でも食べられるものも増えるし、
もっと良くなっていったら●●が食べられるようになるかもっていう、
食物アレルギーの治療をやっていく上でのモチベーションを保つこともできるし、
いつか、少しずつ少しずつ、本当に目標にしている『●●が食べられるようになる』っていうのが、できるようなっていくかもしれない。それってきっと、とてもすごいこと✨。


しかし、ここまで書き連ねてきましたが、
地方で専門医が少ない状態では、そういった治療がなかなか受けられない、
そういう状況もありますので、何とか改善されていったらいいなぁとも思います💦💦ほんとうに、なんとかならないかな…。2019年4月現在、福島県のいわき市でも、アレルギーの専門医がいないので、他県に治療を受けにいく親子さんが、結構いらっしゃるのですよ……。うちみたいに、重度のアレルギーではなく、他県の大きな病院で治療をしてもらうほどではないとなると、最初からその治療を受ける選択肢すら、ないのです。

減感作療法に挑戦したい人が、きちんとした専門医の下で、その治療を受けられるように、
そして、頑張ろうとする彼らを理解してくれる人が、もっともっと増えていくといいなぁ…

アレルギーと防災の記事を読み直して、補足の意味もこめ、書かせていただきました。

 

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プロフィール✨

◆海太郎くじらママ🌊🐳👩
BLOG管理人。息子・海太郎と娘・くじらのママで、今のところ専業主婦。オンラインゲームのシナリオライター、そのアルバイト経験が10年程あり☆
自他共に認める活字中毒で、漫画も大好き。スイーツや野菜も大好き☆動物は犬が好き。嫌いなものは昼ドラみたいなドロドロの人間関係。優しい人が好きです(笑)
本も好きですが、写真撮るのも結構好き。もう少し子供が大きくなったら、写真撮るのにあちこち遠出につき合わせたい!
食物アレルギーと無縁の生活だったのが、海太郎を産んだことにより、一変。
「あ、アレルギーってそもそも一体ナニ…?」というところから、一から勉強して、今に至ります。

家族の紹介はBLOG上部の固定リンクから✨

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